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ウコンの効能
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| 健胃作用に優れた効果、ウコンとガジュツ |
■ ガジュツ組んでパワーアップ、そのガジュツとは?
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薬用としてのウコンには、春ウコンと秋ウコンがあると「薬効の期待がかかる春ウコンと秋ウコン」のページで説明しましたが、実はもう一つ欠かせないものがあります。それは”ガジュツ”です。
ガジュツもショウガ科クルクマ属の植物で、紫ウコンとも呼ばれます。ガジュツは、見た目ウコンとはあまり変わらないのですが、輪切りにしてみると、その違いがわかります。
ウコンの切り口は黄色ですが、ガジュツの切り口は紫色をしています。その色の違いはというと、それは、クルクミンのがあるかないかなのです。黄色い色素成分であるクルクミンはウコンには含まれていますが、ガジュツには含まれていないのです。
しかし、ガジュツにも多彩な薬効を生み出す精油成分(芳香のある揮発性の油成分)が豊富にあります。代表的なものでいうと、シオネール、カンファー、アズレンなどです。
(成分の効能については「ウコンに含まれる主な成分と働き」のページをご参考ください。)
ガジュツは薬効としては、ウコンよりも少し強いとされています。しかし、苦味が強いため、健康食品としてウコンほど人気が無いようです。
しかし、ガジュツとウコンを併用することにより、確実な効果が得られることが経験的に知られています。特にガジュツが効力を発揮するのが、胃腸病の改善です。
それは、ガジュツに含まれる精油成分のうち、アズレンは潰瘍や炎症を改善したり、胃液の過剰な働きを抑えたりする効果があり、カンファーには胃の働きをよくする健胃作用があるからです。
■ 胃・十二指腸潰瘍の原因菌を退治
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胃・十二指腸潰瘍の主要な原因と考えられているのが、ヘリコバクターピロリ(ピロリ菌)です。このピロリ菌、患者さんの胃や十二指腸に住みつき、粘膜を傷つけて、炎症や潰瘍を作っているのです。
また、ピロリ菌が住みついた胃では、長年にわたり慢性胃炎を繰り返し、胃粘膜を収縮させ、慢性萎縮性胃炎が起こりやすくさせてしまいます。この、慢性萎縮性胃炎は胃がんを招きやすいともいわれています。
そこで、ピロリ菌を退治しなければなりません。ピロリ菌を除去すれば萎縮性胃炎も改善でき胃がんの予防にもなります。現在の方法としては、主に抗生物質がありますが、これがまた問題を生んでいます。
というのは、皆さんもご存知だと思いますが、体内には、悪玉菌や善玉菌があり、その釣り合いで身体の状態が保たれます。しかし、抗生物質を使うと、悪玉菌ばかりか善玉菌をも殺してしまうのです。さらによくないのは、抗生物質は悪玉菌よりも善玉菌ばかりを攻撃してしまうという事もあります。
こうしたこともあり、ピロリ菌退治には抗生物質に変わるものが必要であると、模索が続いています。
この中で注目されたのが、ガジュツに秘められた力。
■ ガジュツが胃・十二指腸潰瘍の患者さんにも効果を発揮
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実際に、胃・十二指腸潰瘍の患者さんにガジュツを使ったところ、ピロリ菌が消滅し、潰瘍の再発も見られないと報告され、ガジュツはピロリ菌除去に一定の効果を発揮することが確認されています。
この効果はガジュツに含まれるシオネール、カンファー、アズレンなどの精油成分によるものだといわれています。
■ ガジュツとウコンで健胃作用
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以上のように、ガジュツには、ピロリ菌を除去する力があり、胃・十二指腸潰瘍の再発防止にも効果があり、萎縮性胃炎も改善、胃がんの予防にまでもつながります。
一方、ウコンにも、弱った胃をやさしく温めて胃の運動を活発にさせ、胃液の分泌を促進させる働きがあります。また、ストレス性の胃潰瘍を予防する効果を発揮するという結果も得られいます。
このように、ガジュツとウコンそれぞれが胃の健康維持に役立つ効果があります。
そして、ウコンとガジュツを一緒にとることにより、薬効がさらに高まることが確かめられています。
以上のように、ウコンの力もさることながら、ガジュツにも優れた力があります。
ウコンはしばしば「万病の薬」ともいわれたりしますが、身体そのものを活気づけ、病気に対する抵抗力を増すという意味では、そうかと思われます。
人間の身体にはもともと病気に対する強い抵抗力が備わっています。ウコンは食欲を回復し、肝臓の機能を強化することで、病気に対して効き目を発揮するのです。夏の暑さのきびしい沖縄でウコンが珍重されているのもこうした理由からでしょう。
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